高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は7月の参院選に向け、現在の政局について語っていただきました。
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──今回は7月の参院選に向けて、政局についてお話をうかがいたいと思います。まず、流れとしては、今年3月に民主党かと維新の党が合流し、民進党となりました。
高須:民進党ねえ…。まあ、普通に考えたら、大惨敗しちゃうんじゃない?
──大惨敗…ですか。
高須:やっぱり、岡田代表の人相がちょっとねえ。どんどん悪くなってきちゃってて、正直言って勝てる顔をしてないもん(笑い)。
──もはや政策うんぬんよりも、ルックスの問題ってことですね。
高須:政治家もなんだかんだで人気商売だからね。人に好かれる顔をしていないとダメ。今の岡田さんは全然笑顔もないし、ずっと厳しい顔をしているし、人前に出て何かを訴えかける顔はしてないよ。もうね、民進党の代表は明るい顔だったら誰でもいいんじゃないかと思うね。
──たしかに、岡田さんはちょっと暗いイメージですよね。
高須:街頭演説なんかで民進党の幹部クラスが集まってる映像を見ると、みんな怖いよね。なんか、ゾンビの集まりみたい(笑い)。
──あんまり生気が感じられないという雰囲気でしょうか…。
高須:少なくとも元気で明るい人々っていう感じではないからね…。そういえば、民進党になるちょっと前に、小沢(一郎)さんも合流するなんていう話もあったけど、結局流れちゃったね。まあ、民進党の内部では小沢さんが来なくてよかったっていう人も多そうだな。
──小沢さんの豪腕に持って行かれちゃう、というか…。
高須:そうだね。でも、悲しいかな小沢さんも今となっては負け犬のイメージが付いちゃってるんだよな。本当ならもっと政局に大きな影響を与える存在になっていたはずなんだけどねえ。民進党のなかにいたら、ちょっとは違ったのかもしれないけど。
──そういう意味では、与党が圧倒的に強い現在の状況はなかなか崩れないという感じでしょうか。
高須:少なくとも今の岡田代表の民進党じゃ、安倍政権を揺るがすことはできないと思う。可能性は低いけど、たとえば小泉進次郎を引っ張ってきて、民進党のトップに据えることができたら状況は一気に変わるかもしれないよ。それくらい大きな変化がないと政局は動かないだろうね。
──そう考えると民進党は本当に厳しい状況ですね。