上沼恵美子(61才)はリングに上がる前から強烈な先制パンチ。
「私のことが嫌いなのかどうか、はっきりさせる」
「なんぼ“大スターで天下取ってるかた”でも、はっきりせないかん。直接、私のことが好きなのか嫌いなのか、聞きます!」
と、12日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)の中で吠えたのだ。
上沼一流の毒気のある笑顔で“大スターで天下取ってるかた”と名指ししたのは、明石家さんま(60才)。上沼は18日、さんまがMCを務める関西テレビの生特番『さんまのまんま 大阪から生放送SP』に出演する予定で、2人の共演が「“因縁”のしゃべくりの天才2人の頂上決戦」(在阪のテレビ局関係者)と話題になっている。
2人が最後に共演したのは1994年、今回と同じ『さんまのまんま』に上沼がゲスト出演した時で、今から22年も前。あれだけテレビで見る2人の、あまりにも長い“共演空白期間”に、「上沼さんとさんまさんは共演NGじゃないか」(前出・テレビ局関係者)という噂は絶えなかった。
上沼は前出の『クギズケ!』で“口撃”を続行。
「22年前の『さんまのまんま』は東京での収録だったんです。私がムッとして帰ったと。さんまさんはへそを曲げて、『あんなおばはんと誰が共演したるか、上沼め!』みたいな」
「さんまさんに直接聞けるじゃないですか。私と共演したくないって言ってるかどうかを。私が先輩なんです。3年先輩なんです。芸能界では」
2人はどちらも1955年生まれで、学年も同じ。ただし、上沼のいうように芸歴では上沼のほうが3年先輩に当たる。
上沼は中学を卒業したばかりの1971年、姉妹コンビ「海原千里・万里」の妹・万里として漫才デビュー。高校在学中にして漫才界のスターダムに躍り出て、当時のアイドルだった天地真理になぞらえて「漫才界の白雪姫」と称されたこともあった。