女子アナに厳しいマツコ・デラックス(43)が、「化けるわよ」「次の日テレエースは彼女」と絶賛していたのが、元日本テレビアナウンサー・上田まりえ(29)。同局を退社し、タレントに転向後、すぐに『5時に夢中!』(TOKYO MX)でレギュラーを獲得。その飾らないキャラがウケ、マツコの言葉通り“化け”始めている。そんな上田に、そもそもなんで日テレ辞めたの?など、気になるコトを聞いてみた。
――さっそく大活躍ですね。『5時に夢中!』は業界視聴率が高いことで有名ですが。
上田:そうなんです! 日テレスのタッフさんとかも、録画して見てるよって言われて…。なんかもうほんと恥ずかしくて(笑い)。
――過激ワードも言わされるあの番組をよく選んだなと思いました。
上田:…ぐふっ(笑い)。日本テレビのアナウンサー時代に振られもしなかった言葉もいっぱいありますし、言わなかった言葉もいっぱい言っています。正直戸惑いもありましたけど、成長できるチャンスをいただいたと思いました。タレントやりますって宣言したものの、何かができたからタレントになったわけではなくて、何もできないところからのスタートですから。ハードではありますけど、訓練ですね。新境地開拓と思えば。
――たとえばどんなワードで洗礼を?
上田:もういっぱいありますよ! バストのサイズとか…、一通りエロいワードは言ってます(笑い)。事務所も松竹芸能なので、NGもございませんし(笑い)。
――局アナ時代はやはり人目を気にして自制していたんですか?
上田:いや、そんな注目されてる人でもなかったので、自由にやっていましたよ。でも、最低限、人が見て不快になるようなことはしないというのは、一社会人として当たり前のことですが心がけてましたね。今は本当に何もない状態で、自由です。だから怖いですね。本当の意味で責任が大きくなったと思います。
――そもそもなぜタレントに?
上田:最初、タレントになるというのは全く考えていなくて。フリーアナウンサーも一度も考えたことないですね。カトパンさん(元フジテレビアナウンサー・加藤綾子)とか、後輩の水卜(麻美・日本テレビアナウンサー)とかみたいに、アナウンサーとしてみなさんに認知してもらっていて、技術もあって…という人がフリーになるのなら一理あるのでしょうが、私はそれとはわけが違いますから。認知度の低い私がフリーになりますといっても、果たして仕事がくるのか。テレビに出ても、この人アナウンサーなの? タレントなの? のどっちかになるし、それは中途半端になるなと思って。これまでと違うことをするならアナウンサーはすっぱりやめようと。
――マツコさんも上田さんのことが大好きですよね。ご自身が思うより、周りの評価は高いと思いますが?