《人生やったもん勝ちよ。気持ちいいことやったもん勝ちよ》──そんな小泉今日子(50才)の発言を座右の銘に掲げ、ブリーフ一丁の姿やSMで縛られた姿など、自らの際どい半裸写真をツイッターに投稿する中年男性。彼の名は、岡口基一氏(50才)。東京高裁の現職裁判官だ。しかし、同氏は上司から3つのツイートに対して問題視され注意を受けていた。産経新聞は、上司による「現職裁判官が国民の信頼を傷つけ、誠に遺憾だ」というコメントを紹介している。このことが報じられてから、同氏のツイッターフォロワーが激増するなど大反響に。
まずはネットで高まる擁護派の意見に耳を傾けよう。
「半裸の写真で一体何の品位が低下したというのだろうか」
「裁判官だって人間なんだから犯罪でない限りどんな趣味を持っていようといい!」
「プライベートな発言まで裁かれなければいけないの?」
「他人に迷惑をかけているわけではない!」
などなど。しかしこれらの多くは、かねてより岡口裁判官の“ファン”を公言していた人たちのもの。この一件を初めて知った人たちには、裁判官という人を裁く仕事に携わる人が、こうしたツイートをしていたことに戸惑いを感じる人も多かった。
カンニング竹山(45才)は、話題に乗って“岡口撮り”(岡口裁判官の自撮りポーズのこと)をするやいなや、たちまち拡散。しかし批判もあってか、あくまで「パロディー」と強調し、岡口裁判官のやったことを「完全否定」とツイートするに至った。
またこのニュースはワイドショーで取り上げられたが、有名人たちも一様に彼の行動に顔をしかめた。7月3日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではウエンツ瑛士(30才)が「気持ち悪い。意味がわからない」と嫌悪感をあらわにし、堀潤(39才)は「親しみやすさのはき違えってやつだと思いますよ」とコメント。