《天皇、皇后両陛下とお話させて頂きました!!! それだけでも一生の思い出なんですが、な、な、なんと!!! 天皇陛下が皇后陛下に対して「ラップといえばあなたがやっていましたね」と!? 「ポリネシア」や「インドネシア」など、国名を覚える為にラップを書いた事があるそうです!!!》
7月6日、ラッパーのZeebra(45才)は自身のツイッターに興奮さめやらぬ様子でそう綴った。この日、天皇皇后両陛下は都内でチャリティーコンサートを鑑賞された。小児がんなどの病気と闘う子供たちを支援するため、森山良子(68才)が中心となって開かれたこのコンサートでは、Zeebraのほか谷村新司(67才)や由紀さおり(67才)がステージに登場し会場を沸かせた。
「森山さんの歌う『いい日旅立ち』や谷村さんの代表曲『昴』に両陛下は静かに耳を傾けられ、曲が終わるごとに身を乗り出すようにして大きな拍手を送られていました」(皇室記者)
両陛下が特に感慨深いご様子を見せられたのは由紀が『夜明けのスキャット』を歌っている時だった。
「実はこの曲は、2012年に陛下が心臓のバイパス手術を受けられた際、美智子さまが病室でかけられた曲だったのです。1969年に出したシングルレコードでいずみたくさん作曲です。発売から40周年を迎えた2009年に初めてCD化されたそうです」(前出・皇室記者)
コンサート終了後、両陛下は控え室で出演者に労いのお言葉をかけられた。その折、Zeebraは「美智子さまがラップをやられていた」という予想外のエピソードを聞いたという。
「“美智子さまとラップ”というと、どこか違和感を覚えるかもしれませんが、美智子さまはどんなことにも好奇心が旺盛。皇后というお立場上、老若男女さまざまな人と交流する機会がありますから、話題が豊富なのです。若いかたとお話しになるときに流行のキーワードを口にされることもあります。以前、水泳の北島康介選手(33才)が叫んで流行語にもなった『チョー○○』をお話に取り入れられたこともあったとか。常にアンテナを高く張られ、その1つがラップだったのでしょう」(宮内庁関係者)