面白そうな作品が目白押しのこの夏の連続ドラマ。そこで、ドラマ好きな女性4人が、その見どころを語り合いました。(※ドラマ詳細は最後に記載)
◆座談会参加者
『オールアバウト ドラマガイド』竹本道子さん(50代)
無類のテレビウオッチャー、きららののこさん(60代・主婦)
メルマガやブログでドラマコラムが人気。さっちゃんはね♪さん(50代・主婦)
ドラマ担当の女性セブン記者・Y(40代)
竹本:今回のラインナップを見ると、恋愛ドラマで注目なのは、『せいせいするほど、愛してる』と、『好きな人がいること』くらいですね。
きらら:夏は恋の季節なのに…。とはいえ月9の『好きな人~』は、王道のラブストーリー。1人の女子にイケメン3兄弟って夢のようですね~(笑い)。でも、ヒロインはOLじゃなく、パティシエってところが、今どきっぽい気がします。
記者Y:第1話では、次男役の山崎賢人から“黙れ”と言わんばかりにキスされるシーンがありましたよね? あれには思わず「キャー」と悶絶。レストランが舞台なので、『ランチの女王』を思い出すってツイッターでもたくさんつぶやかれていましたね。
さっちゃん:『せいせいするほど~』は、少女漫画のような展開ですよね。不倫か純愛か、というのがテーマですが、タッキーの「風邪なんておれにうつせよ」とか、もう胸キュンセリフが満載~。
竹本:ヒロインの職場がティファニー広報で、ジミー・チュウも出てくるって、まさに『セックス・アンド・ザ・シティ』の世界!
記者Y:剛力さんが主演する『グ・ラ・メ!~』は、意外にも私の周りの男性が楽しみにしているんですよ。
竹本:なんでだろう?
記者Y:米倉涼子(40才)主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』を手がけた番組プロデューサーの内山聖子さんは、「女性の職人は、権力や派閥に関係なく自由だから、描きやすい」と言っていましたが、孤軍奮闘する女性って、私たちは感情移入しやすいし、男子は思わず守りたくなっちゃうのかなぁ?
──刑事モノも多いですね~。
竹本:昔は男性だけの世界のようでしたが、最近は、女性班の活躍も増えていますね。『女たちの特捜最前線』なんて、アラフィフ女性刑事たちが井戸端会議しながら事件を解決していくんですよ、画期的!!
さっちゃん:テレビ朝日系で、女性が主人公の刑事ドラマというと『京都地検の女』がありますが、これも主婦のカンで事件を解決していく。「そこ、男は気づかないだろう~」と、ほくそえみ共感しながら、謎解きをするのが私は好きです。