「ずっと言うんですよ私に。『1回どう?』って。1日に何回も言ってくる(笑い)」
8月11日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、森下愛子(58才)が、夫・吉田拓郎(70才)からこう言われると明かし、話題を呼んでいる。もともとはドラマ『トットてれび』(NHK)の中のせりふだったが、これを気に入った吉田が、放送終了後の今も、森下を誘ってくるというのだ。
30年連れ添った夫婦の“夜の事情”が垣間見えたこの発言に、衝撃を受けた人は少なくない。2000年に7つ上の夫と結婚し、2人の子供をもうけた小島慶子さん(44才)は移住したオーストラリアの地で感心しきりだった。
「吉田さん、かわいいですよね(笑い)。いつまでたっても異性として見てもらえるのは、森下さんもうれしいんじゃないでしょうか」
小島さんの理想は、おじいちゃんになった夫の「1回どう?」に、おばあちゃんの自分が「いやあね」と笑い合えること。では、今は?と尋ねると…。
「え? 今? 51才の夫と44才の私で…。生々しいですよ、この年代だと。私の性生活はここでは言えませんが、でも夫は普段そういうことを冗談めかして言う人じゃないから、もし言われたら、どういう意味があるんだろうって考え込んじゃいますね。おい、大丈夫かって(苦笑)」
一方、結婚生活22年ながら、夫の渡辺裕之(60才)から「毎日お尻を触られる」「熱いキスやハグは当たり前」などアツアツぶりを公言している原日出子(56才)。ある意味、こういった夫婦問題の第一人者である原に、「1回どう?」の言葉の意味について聞いてみると…。
「私は“んふふっ。ありがと”って笑って終わりかな。まあうちのパパ、めげないし(笑い)。でも、“気にかけてくれてありがとう”って、主人の好きなおかずを1品増やそうという気持ちになります」
◆夫婦関係の善し悪しがわかる「リトマス試験紙」
小島さんも原も、吉田の「1回どう?」に肯定的だが、世の女性たちは賛否両論。まずは賛同する声から。育ち盛りの2児の母、岸智子さん(46才・仮名)は言う。
「素直にうらやましいですよ。どんな状況でも、女であり男であり続けないとそういう言葉は出てきませんから。私も森下さんみたいに、そういう言葉をかけたいと思わせる女性でありたいと思いました」
吉田と同じ70才の夫を持つ坂本光江さん(61才・仮名)は、はっとさせられたという。