8月24日の日刊スポーツの一面記事が、前代未聞の騒動を巻き起こした。フリーアナウンサーの夏目三久(32)が、お笑い芸人の有吉弘行(42)の子供を妊娠し、メインキャスターを務める朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)を来春に降板するという。
人気者のオメデタ報道に世間は騒然となったが、双方の所属事務所が「事実無根」と妊娠はおろか交際さえ否定したことで、「いったい事実はどっちなんだ」と困惑の声が上がっている。
実は日刊スポーツの記事が出る前日に、本誌は夏目に直撃取材を試みていた。
一部関係者からこの情報を入手し、裏取りに動いていた本誌記者は23日未明、出勤前の夏目を待ち構えていた。いつもなら自宅マンションの正面玄関から『あさチャン!』出演のためハイヤーに乗り込むはずだが、この日は車が正面と裏口を右往左往し、最終的に地下駐車場で夏目を乗せた。車の窓越しに本誌記者が「有吉さんの子供を妊娠、結婚は本当ですか?」と声をかけたが、後部座席に座った夏目をマネージャーが覆いかぶさるようにガードし、ハイヤーは猛スピードで出て行った。
本誌が2人の交際情報を聞きつけたのは、4月下旬頃。テレビ番組での共演を機に仲を深めた2人は、「2ショットは絶対に見られないよう警戒。お互いに近くのマンションに引っ越し、自宅を行き来している」という情報だった。
しかし、デリケートな内容だけに当事者への取材なく書くわけにはいかない。夏目直撃後、本誌は、その日のうちに双方の事務所に事実確認の取材をした。夏目の事務所はすぐに「妊娠も番組降板もない」と否定したが、有吉の事務所は回答に時間がかかり、日をまたいだ。すると翌朝、同紙の記事が出たのだ。有吉の事務所は記事が出た後も「事実確認中です」というのみだったが、同日夜に夏目サイド同様に否定した。
いったいこの間、何があったのだろうか。