芸能

小林麻央 カリスマ助産師も見落とした「しこり」の落とし穴

胸のしこりはなぜ見落とされたのか?

 有名ホテルの地上41階。都心の景色を360度パノラマで見渡せる高級レストランに市川海老蔵(38才)・小林麻央(34才)夫妻が来店したのは9月7日のことだった。

「もともと海老蔵さんの行きつけ店なんですが、この日は夫婦でランチを召し上がりに。麻央さんはショートヘアで、ほっそりされていましたが、ご自身でしっかりと歩いていらっしゃいました。ズワイガニとアボカドのサラダをはじめ、オニオンスープやパスタ、メインのお肉、デザートのガトーショコラまで完食されていました」(居合わせた客)

 この日のランチデートは海老蔵もブログに綴っており、

《いいのかよーってくらい食べてます》
《お医者さんが食事は何でも食べていいという方向性もあり、食べる事はいい事だなぁーと強引に納得》

 と驚きを隠さなかった。乳がん闘病中の麻央は、9月1日からスタートさせたばかりの自身のブログでがん発見の経緯を明かし始めている。2014年2月、夫婦で受けた人間ドックで異変があったこと、がんの可能性は五分五分だと告げられたこと…。9月7日には、『授乳中のしこり』と題してこんなエピソードが綴られた。

《私は、娘の授乳時から2年以上の間、週に一度、乳腺の状態を良くするための母乳マッサージに通いケアをしていたため、乳房に関しては大丈夫と、どこか安心していたところがありました。

 また、乳腺専門の知人2人から、「授乳中のしこりで癌の可能性が五分五分なんて、その先生は、オーバーだね」という意見を聞き、乳腺専門の先生がそう思うのだから、きっと大丈夫だなと、さらに安心してしまいました》

 麻央の強い後悔が滲む文章である。彼女を知る芸能関係者が語る。

「麻央さんは、この母乳マッサージの先生を信用していたんです。この先生は多数の芸能人の顧客を持つカリスマ助産師さんで、骨盤マッサージや骨格調整、操体法まで指導しています。彼女の経営する都心の整体サロンは連日予約でいっぱいで、麻央さんも毎週欠かさず診てもらっていました」

 著書もあり、ある有名タレントのブログにも“お世話になっているかた”として何度も登場している。そんなカリスマ助産師が付いていたことで、麻央は《どこか安心していた》という。

「だからこそ、乳がんだと確定した時のショックは計り知れないものでした。“いつも診てもらっていたのに…”って。ブログに母乳マッサージのくだりを綴ったのは、その道の権威でさえ、乳がんには気づかないという現実を知ってほしかったからなのかもしれません」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン