平均視聴率20%超えが確実な『とと姉ちゃん』の後釜、次期NHK朝ドラの『べっぴんさん』は、どんな展開になるのか。放送開始より一足先にその見どころをレポートする──。
皇室御用達の子供服メーカー『ファミリア』の創設秘話が、10月3日スタートのNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』のストーリーの下敷きになっている。芳根京子(19)が演じるヒロイン・坂東すみれは、裕福な家庭に育ちながら戦争で苦難を味わいその後ファミリアを創業した、坂野惇子をモデルにしている。
【あのヒロインも再登場する!?】
坂野惇子は、近所に住んでいたイギリス人のオーツ夫人と出会うが、この出会いが子供服開発に大きな影響を与えた。
『坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」』の著書もある青山誠氏が語る。
「このオーツ夫人から、西洋の子育て論を取り入れた赤ちゃん専門のナースを紹介されています。坂野が子育てをする際におしめや肌着の素材を西洋風のものにすることをこのナースから学んだとされています。オーツ夫人との出会いは必ず描かれるでしょう」(青山氏)
ということは配役は? 漫画家で朝ドラウォッチャーのカトリーヌあやこ氏がいう。
「一番盛り上がるのは、NHK大阪局が製作した『マッサン』のヒロイン・ケイト・フォックスさんが再登場する展開でしょう!」