つんく♂(47才)、吉川ひなの(36才)、花田美恵子(47才)、梨花(43才)など、家族とともにハワイで暮らす有名人が増えている。
というのも、ハワイには日系人や日本人が多く、日本語が通じやすいうえ、大自然に囲まれて環境がよく、治安はさほど悪くない。外国としては例外的な住みやすさが、子連れで移住を望む芸能人が増えている理由なのだ。
「アメリカの義務教育は5才のキンダーガーテン(幼稚園)から始まります。その前の2~4才はプリスクールという私立の学校に入るのが一般的。人気のプリスクールは順番待ちというところも多い。年間の費用は1万~1万5000ドル(約100万~150万円)というところです」(ハワイ在住のジャーナリスト)
ハワイの学校は、日本の幼稚園年長に該当する1年生から、高校3年生に該当する12年生までの一貫教育が主流で、約280校の公立学校と約130校の私立学校がある。高岡早紀(43才)の2人の息子はハワイの私立学校に留学している。
そのうち、教育レベルが高く、「ハワイのツートップ」と称される私立学校が、プナホウ・スクールとイオラニ・スクールだ。
プナホウはオアフ島のホノルルにある全米最大規模の共学校で、1年生から12年生までおよそ3700名が通学する。著名な卒業生にバラク・オバマ大統領やプロゴルファーのミシェル・ウィーがいる。石田純一と松原千明の娘である、すみれ(26才)もこの学校の卒業生だ。
同じくホノルルにあるイオラニは約1800人が通学し、勉強だけでなくスポーツ活動も積極的に行う。
こうした名門校に入学するために、日本と同じく学習塾もある。有名なのは、日本人が塾長を務める「ドクター高橋塾」で、早見優(50才)や多くの著名人の子供たちも通ったという。
「ドクター高橋塾の授業料は、マンツーマンの個人授業で1時間84ドル(約8400円)。3才から1日何時間でも受講できます。日本から移住する子供はこうした学習塾で準備を重ねてから、学校の編入試験を受験します」(前出・ジャーナリスト)
移住まではいかずとも、日本の夏休み期間だけハワイの「サマースクール」を体験させるという親も多い。