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植松晃士「トップサロンの提案トレンドは2年早い」

植松晃士さんがヘアチェンジを提案

 世のオバさま方が美しく、健康に生きられるように、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイス。今回は、ヘアスタイルについてのお話です。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。今日はこの秋、素敵なあなたになるためにトライしていただきたいことをお話しします。

 実は先日、久しぶりに会ったお友達が、ヘアスタイルを大きく変えていたんです。彼女が髪を託しているのは、日本を代表するトップヘアサロンのオーナー兼カリスマアーティスト。

 ちょっとおめかしして登場した彼女のヘアスタイルは、懐かし感満載の、ファラ・フォーセットばりのパーマヘア! 覚えているかしら。 『チャーリーズ・エンジェル』で一世を風靡した、たてがみヘアです。

 カリスマヘアアーティストさん曰く、「今年の秋のヘアトレンドは、久々にサイドの髪をかき上げOK」なんだとか。バブルをご経験なさった大人世代には嬉しいニュースですよね?

 ただし、前髪は立ち上げてはダメ。レイヤーが入ったサイドの髪だけ、かき上げたり、耳にかけたりアレンジするのがトレンドなんです。

 以前からお話ししているように季節の変わり目は、ファッションのトレンドを見極める時期。ですから、お洋服を買うことよりも、ヘアチェンジをしてはいかがでしょう。

 ちょっと新鮮な私に変身してから、似合うファッションや着たいお洋服を吟味したほうが、ずっと効率がいいと思います。

 思い切って、トレンドを提案してくれるヘアサロンに行ってみるのもいいかもしれませんね。

 とはいえ、トップサロンが提案してくださるトレンドは、2年早いというのが、私の実感。つまり、トレンドとして発信された髪形が、流行として定着するまでには、だいたい2年くらいの誤差があるんです。

 ですから、ご自分が先頭を切って、まだ周囲の目がなじんでいない髪形にトライするには、それなりのリスクを伴います。

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