前夫との離婚、24才差の再婚、脳梗塞と復帰。波乱の人生を送る磯野貴理子(52才)が、再び悪夢に襲われた。今回は、夫の起こした暴力沙汰。満身創痍の体で後始末に奔走した貴理子と、うろたえるばかりの夫…。彼女はまたも男に泣かされる。
最後の客の退店を笑顔で見送ったバー店主は、一転、本誌の直撃で表情を失った。
──突然の訪問ですいません。A子さんの件でお話を伺いたいのですが
「え、え…。な、なんですか?」
──A子さんへの暴力行為を巡って、示談交渉されていますよね?
「いや、ちょっと、えっと、なんの話ですか」
10月7日の深夜2時。東京・青山一丁目のバーの前でしどろもどろになったのは、磯野貴理子の夫、高橋東吾氏(28才)である。彼の脳裏に、忘れがたい一夜の過ちが甦っていたのか。
2012年9月、24才差の結婚で世を騒がせた貴理子と東吾氏。ホテルのバー店員と客という間柄から夫婦に発展したふたりは、結婚後、貴理子がスポンサーとなり東吾氏が自分の店をオープンさせるなど、公私にわたり支え合ってきた。
2014年10月に貴理子が脳梗塞で倒れると、年下夫の献身的な看病が報じられた。2か月後に退院した貴理子は「夫は命の恩人です」と話していたが、入院中に起きたある出来事以来、この夫婦は大きな問題を抱えてきた。夫婦の知人が語る。
「実は東吾さん、酒に酔って暴力騒ぎを起こしてしまい、被害者との間で弁護士を入れた示談交渉を続けているんです。貴理子さんも交えて話し合っているのですが、一向に着地点が見えません」
発端は2014年11月、東京・歌舞伎町のバーでの出来事。この日、貴理子のレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)の担当ディレクターを囲む飲み会が開かれた。
当時、貴理子は脳梗塞で入院中。代わって参加したのが、夫の東吾氏だった。飲み会に同席した人物が語る。
「貴理子さんが倒れた直後だったので、周囲からは“飲んでていいの?”という声も上がりました。でも、彼は“大丈夫、大丈夫”って軽い感じで。異変が起きたのは深夜1時を過ぎた頃。東吾さんは隣に座っていた女性を口説いているように見えました。そこに別の女性が割って入ったんです。何やら東吾さんに文句を言っているようでした」
東吾氏に意見した女性は、同じく飲み会に参加していたA子さん(30才)だった。都内在住の専業主婦で、“口説かれていた”女性の友人でもあった。
「いいかげんにしなさいよ」
そう言って東吾氏を注意したところ、事態は壮絶な展開に。