芸能

生稲晃子 5才の娘に自身のがん発病を告げたことを後悔

娘には病状まで隠さず話したという生稲晃子(公式ブログより)

 もしもがんを告知されたら──。多くの人が大きなショックを受け、悲しみに暮れるだろう。そして、目の前にあるのは治療費という現実。当面の収入や保険をどうするか、さらには「もしもの時は…」という、もっとも考えたくない最悪の可能性を突きつけられる。その中で直面するのが、子供にどう話すかという非常に難しい問題だ。

《娘が、鞄をもってくれます。手術した方の手を、守ってくれます。息子はいつの間にか自分のことを「僕」って言うようになっていて、「僕のママだから!」ってホテルの方に紹介していて急に頼もしかったです》

 乳がん闘病中であることを明かした小林麻央(34才)は10月8日、久しぶりに家族で過ごした日のことをこうブログに綴った。そして、ブログには母と一緒になってがんと闘おうとする子供たちの様子がアップされている。病気のことをすべて理解できていなくても、子供は敏感に両親の変化を察知しているのだ。

 国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター長の野澤桂子さんが言う。

「子供に隠したい、どう話していいかわからないという親は多いです。もちろん子供の年齢などケースバイケースという面もありますが、子供は敏感に感じてしまうので、伝えないと逆に不安が大きくなってしまうことが多い」

 子供の年齢や家庭環境によって、伝え方は人それぞれだ。

 父である梅宮辰夫(78才)が十二指腸乳頭部がんで手術を受けた梅宮アンナ(44才)は、娘である14才の百々果(ももか)に「もしかしたらじいじ、死んじゃうかもよ」とストレートに伝えた。

「人は必ずいつか死ぬから。それが早いか遅いか、時間差だけだから、『しょうがないよね。おじいちゃんだし』って伝えました。自分の子供のように、ずっと面倒を見てきたので、娘も父のことが大好きで、がっくりきてたし、涙も流していました。でも、それをあまり隠してもダメだと思う。もともと、子供だからこれを言っちゃいけないっていうのがなく、すべてにおいて包み隠さず話す家なんです」(アンナ)

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン