月9ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)に出演中の桐谷健太(36才)。俳優業だけでなく、auのCMキャラクター・浦ちゃんのCMソングが世代を超えて大ヒットするなど話題の桐谷に、俳優、そして音楽について聞いた。
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auさんのCMで浦ちゃんをやったことで、本当に幅広い世代のかたに応援していただけていることを強く実感しています。公園でボーッとしていたら小学生に「浦ちゃん、髪切ったの? なんで切ったの~?」って声をかけられて、かわいいな~と思ったり。70代や80代のかたから、「人生初のファンレターです」とか「『海の声』を聴いて心が震えました」と手紙をいただいたりして本当に嬉しいです。
『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の特別編で(木村)拓哉さんと『海の声』をセッションさせていただいたときも、周りの反響がすごかったです。あれは、本当に一発撮りだったんです。以前、ドラマでご一緒させていただいているので、気兼ねもなく、本気で楽しんでできました。拓哉さんは『海の声』を大好きでいてくださって、『海の声』はもちろん、アルバム曲の『喜びの歌』もご自身のラジオ番組で流してくださったんです。ぼくの背中を押してくださる先輩の1人ですね!
音楽は常にそばにあったというくらい子供の頃から大好きでした。今思えば、“音楽家族”だったんやな~と思います。おとんはシャンソンをよく歌ってたし、おかんと兄貴はギターが弾けるんです。子供の時には寝る前に、おかんがモーツァルトを流してくれて、そのまますーっと眠りに入る感覚が好きで。別に英才教育とかではなく(笑い)、単におかんが好きだったからかけてくれていたんですけどね。音楽は大好きだったけど、職業としては幼い頃から俳優になりたいとブレずに思っていたんです。
役者をやりながら、音楽活動をすることに対するプレッシャーはないです。音楽がめっちゃ好きという気持ちが自分のなかにあるから、たとえば歌番組に出演するときにも、俳優だけど歌いにきました、みたいな感覚は全然ないんです。