SMAPの「ラストステージ」がようやく決定した。彼らの選択は、20年間の縁ある自身の番組だった──。会見も周年コンサートもできなかった5人のために、テレビ局が水面下で進める一大計画。来る12月26日、日本中のファンが目撃するものは果たして…。
激動の1年に、体が悲鳴を上げていたのかもしれない。「一回出始めると止まんないのよ。これ自分でもわかんないんだわ」。10月22日、中居正広(44才)がラジオ『Some girl’SMAP』で、近頃汗が止まらないことを告白した。
「収録始まって10分ぐらいの間、猛烈にかくのよ。ぼく、そんなに汗っかきじゃないんだけど。額がもう本当にビチョビチョになってんのね。背中、首の後ろの襟足とかも、髪の毛とかもビチョビチョで。背中とかも汗だくでさ」
中居によれば、突然の汗も、15分後には嘘のように全て引いていくのだという。
「自分に負荷をかけて生活してたからさ…」
そう話す中居に対し、リスナーから心配の声が噴出した。
《無理もないよ…泣》
《中居クン、自律神経失調症なのかもしれない》
《精神面に原因がある気がする。リーダーとしていろいろ抱えすぎたんだろうな》
事実、自律神経失調症の症状には動悸や不眠、倦怠感などに加え、「多汗」がある。中居は同ラジオで、最近は眠りが浅いことも告白しており、当てはまる部分は多い。
ちなみに木村拓哉(43才)も同13日放送のラジオ『What’s UP SMAP!』で、体調不良で3日間寝込み、一部撮影をキャンセルしたことを明かしている。
最近の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、香取慎吾(39才)が木村の愛用品とお揃いのバングルで収録に臨み、中居と木村の談笑シーンが目撃されるなど、メンバー間は急速な雪解けに向かっていた。
「張り詰めた糸が一瞬緩んだというか、ふと立ち止まった時に、どっと疲れが出たのかもしれません。特に中居さんは解散後の道筋をつけるために、各所に頭を下げて回っていましたから。そりゃあ神経もすり減りますよ」(音楽関係者)
満身創痍になりながら、メンバーは“最後の日”に向けた青写真を描き始めている。テレビ関係者が語る。
「12月26日放送の『スマスマ』が最後の表舞台になることが決まりました。20年間続き、自分たちの代名詞ともいえるレギュラー番組で、5人としての活動は幕を下ろすことになります」
解散発表以降、盛んに報じられた大晦日のNHK『紅白歌合戦』出場だが、残念ながらSMAPはしないという。
「NHKの熱烈なオファーもあり、事務所も説得を続けていましたが、メンバーの意志は固いそうで…。NHKは今、慌ててSMAP抜きの構成を考えています。代わりにKinKi Kidsや他の大物歌手の初出場案が浮上していますが、5人が出ないという寂しさは否めません」(前出・テレビ関係者)
逆に12月26日に向けて、フジテレビの責任は重い。