ぐっと気温が下がり、行き交う人々の服装に冬の気配さえ感じられた10月最後の週末。各地でハロウィンが盛り上がる中、学習院女子中等科で文化祭『八重桜祭』が開催された。
花をあしらったプラカードが飾りつけられた校門を、保護者や受験を控えた家族連れが続々とくぐっていく。各クラスの出し物や学習発表の展示に人の輪ができ、あちこちで楽しそうな笑い声が響いていた――しかし、年に1度のお祭りの日に、愛子さまのお姿はなかった。
「10月上旬の体育祭に続き、愛子さまは文化祭も欠席されました。これで、9月26日から始まった長期欠席は1か月以上に及びます。最近は、一時期細くなっていた食も戻られ、体調もかなり快復されてきています。お部屋で本や教科書を開かれたり、お庭に出て少し散歩されることもあるそうです」(皇室記者)
お休み中、体調が悪くても愛子さまは学校とクラスメートに思いを馳せられていた。
「愛子さまは東宮御所の中でクラスの出し物の景品作りをされていたそうです。文化祭は、体育祭などと並んで大きな学校行事の1つ。特に今年は中等科最後の文化祭でしたから、何かしら協力したいというお気持ちも強かったのでしょう」(学習院関係者)
愛子さまのクラスの出し物は、『雅女』(みやびじょ)というタイトルで、迷路とクイズを組み合わせた「体と頭」で楽しめる内容。迷路の途中で出題されるクイズに答えながら、マネキンの頭にのせた毛糸で「三つ編みを作る」などといったチャレンジも。7つの関門に挑戦し、獲得した得点によって景品がもらえるというものだった。
「景品には、細い毛糸にビーズを通して作ったミサンガや千代紙で彩られたマグネット、シュシュなど、女性が“かわいい!”と思わず手に取りたくなるようなものばかり。景品は、生徒たちが手作りしたものでした。愛子さまも、本番当日を思いながら、お休み中に景品作りをされたそうです」(前出・学習院関係者)
◆「あくびもできない。顔もかけない」
少しずつ、ご快復の様子が漏れ伝わってきた愛子さま。
「夏休みが明けて以降、体育祭、テスト、文化祭とイベントが続きましたが、ここで一段落。通常の授業に戻るタイミングでもあり、愛子さまの登校再開もご様子を見ながら検討されているといいます」(前出・皇室記者)
しかし、長期欠席に至った原因だけは隠され続けている。
「宮内庁側は欠席の理由をあくまで『お疲れ』によるものだと一貫して説明し、詳細を明かしてきませんでした。その間に、『交友関係の問題』や『摂食障害』などさまざまな噂が飛び交いました」(前出・皇室記者)
真相はなんなのか。ある宮内庁関係者が愛子さまの未来を憂い、本誌・女性セブンにだけ重い口を開いた。