芸能

高樹沙耶を大麻漬けにした同居人が彼女を参院選に担いだ

高樹沙耶を大麻漬けにした男とは?

 元女優・高樹沙耶容疑者(53才)が10月25日、大麻取締法違反で厚労省麻薬取締部に逮捕された。沖縄県石垣市でコテージを運営していた彼女は、数人の男性と同居していた。そして、この同居していた男性というのが、高樹と一緒に逮捕された小見祐貴容疑者(23才)と森山繁成容疑者(58才)である。

「小見は東京の大学を中退し、海外放浪の末に石垣島に住み着いた青年で、森山は元建築会社役員にして筋金入りの大麻解禁論者。長く高樹とは内縁関係で、彼こそが高樹を大麻漬けにした張本人だとされています」(全国紙記者)

 1980年代に日本中の男を虜にした美人女優は、なぜ違法薬物の罠に堕ちたのか。

◆「海に潜ると地球と一体化できる」

 静岡県浜松市の母子家庭で育った高樹は、女手ひとつで子供を育てる母を見て、「早く自分が母を支えたい」と願う一途な少女だった。

 17才の時、本名の益戸育江名義でモデルデビュー。芸能活動の転機は2年後に訪れた。1983年、『沙耶のいる透視図』で映画初出演&初主演という大抜擢を受けた彼女は、役名にちなんで高樹沙耶に改名。過激な濡れ場もこなした同作は話題を呼び、以後、映画やドラマに出ずっぱりの人気女優になった。

「当時の彼女は典型的なブランド女でした。言い寄ってくる男はいくらでもいましたから。高級ブランド品を貢がせ、海外旅行にも頻繁に行っていた」(高樹を知る芸能関係者)

 20代の頃、高樹は一度婚約している。相手は小遣いをねだればポンと100万円をくれる金持ちだったが、その生活に愛はなく、結婚直前で破談。同時期に、彼女の人生を転換させる出会いがあった。

「旅チャンネルのリポーター業を始め、海外の自然に触れるようになってエコロジカルに目覚めていったんです。ある時、オーストラリアのアボリジニの男性に出会ってからは自然回帰思想への傾倒が進みました」(前出・芸能関係者)

 高樹は1998年にシンガーソングライターの中西圭三(51才)と結婚するが、2年で離婚。性格の不一致というより「近代的な都会生活に高樹が耐えられなかった」(前出・芸能関係者)からだという。

 離婚後、ハワイに移住した高樹は、フリーダイビング(素潜り)に出合い、2002年にはワールドカップに出場。53mという日本新記録を樹立している。

「ハワイ在住時は水中カメラマンと交際していました。ダイビングにハマったのは彼の影響も強くて。“海に潜っていると地球と一体化できる”とよく言っていました。あの辺りまではまだよかったんですよね…」(別の芸能関係者)

 このカメラマンと破局し、日本に帰国した高樹は、2006年に千葉県南房総市に移住。敬愛する伝説のフランス人フリーダイバー、ジャック・マイヨールの愛した館山の海岸近くに家を建て、芸能活動も再開させたのだが、2011年の東日本大震災を機に石垣島に避難する。現地で出会ったのが、前出の森山容疑者だった。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
NHKが、今年の出演者の目玉と期待したSnow Man(時事通信フォト)
《Snow Man、B’zの名前なし…》紅白歌合戦、目玉候補に次々と拒絶されNHK局全体がどんより 中森明菜は特別企画で出場に期待
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン