国際情報

高須院長 トランプと一番乗り会談の安倍首相は「日本の誇り」

安倍首相の対応を褒める高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、アメリカ大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏と会談した安倍首相について、お話を聞きました。

 * * *
──ドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利し、最初に動いたのは日本の安倍首相でした。世界の首脳のなかでは一番乗りでトランプ氏と会談した安倍首相についてどのように見ていますか?

高須:本当に素晴らしかったと思う。僕はトランプさんを全面的に支持するけど、世の中的には警戒されている。アメリカでは反トランプのデモも起きている。メディアだって、トランプさんに対して懐疑的な姿勢だよ。つまり、トランプさんと仲良くすると、世界から反感を買うかもしれないっていう状況なわけだ。

 言ってみりゃあ、そのへんの政治家なら、とりあえずヘタに動かないほうがいいかも…って思うはずだけど、安倍さんは違った。世界中で誰よりも早くトランプと会談をしたんだよ。これは本当にすごいこと。トランプがどんな人間なのか、どんな考えを持っているのかを、いち早く自分で確かめに行くっていうのは、何よりも正しい行動だと思う。仮にトランプがとんでもない人だったとしても、日本の国民のためになるなら、身を削ってでも取り引きをするっていうことだからね。それをいちばん最初にやった安倍さんは、国際社会でももっともっと評価されるべきだと思う。

 いやあ、本当に素晴らしい。安倍さんの素早い動きと、世間の妙な噂にだまされない姿勢は本当に日本の誇りだと思う。

──たしかに、日本政府はトランプ氏に対して、すごくフラットな姿勢ですよね。

高須:そう。菅官房長官も10月には、安全保障担当の大統領補佐官になるフリンさんと会談をしているんだよね。世間的には、ヒラリーさんが勝つって言われていた時期に、ちゃんとトランプ側とつながりを持っていたっていうのは本当にすごいし、流れがちゃんと読めている証拠。正直、菅さんのことを見直しちゃったよ(笑い)。

──もし日本政府がマスコミの予測のように「ヒラリーが勝つ」と決め込んでいたら、こうはならなかったでしょうね。

高須:ちょっと前なら、メディアが都合のいいデータばかりを並べて、世論を動かすっていうこともできたけど、今はもうSNSの時代で、メディアが人々を動かせなくなっているんだよ。安倍さんや菅さんはそれをしっかり見極めることができていた。大したもんだ。

 商業メディアが世の中を牛耳る時代はもう終わりだね。トランプが勝ったのは、SNSによる革命だよ。僕は、テレビも新聞もあんまり見ないツイ廃じいさんだから、この結果は見えていたけどね(笑い)。

──そんななか、アメリカ国内ではトランプ氏の大統領就任に対して、反発もありますが…。

関連記事

トピックス

タイ警察の取り調べを受ける日本人詐欺グループの男ら。2019年4月。この頃は日本への特殊詐欺海外拠点に関する報道は多かった(時事通信フォト)
海外の詐欺拠点で性的労働を強いられる日本人女性が多数存在か 詐欺グループの幹部逮捕で裏切りや報復などのトラブル続発し情報流出も
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《虫のようなものがチャーシューの上を…動画投稿で物議》人気ラーメンチェーン店「来来亭」で異物混入疑惑が浮上【事実確認への同社回答】
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》王貞治氏・金田正一氏との「ONK座談会」を再録 金田氏と対戦したプロデビュー戦を振り返る「本当は5打席5三振なんです」
週刊ポスト
打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト