コラムニストでデイトレーダーの木村和久氏が、近頃気になるニュースをピックアップし独自の視点で読み解きます。今回は、トランプ氏と安倍首相の相性をゴルフ的観点で考察。
* * *
なにはともあれ、安倍首相とトランプ次期米国大統領の会談は、無事に終わったようでホッとしております。話題になったのは、お互いのお土産が、ゴルフグッズだったことです。双方ゴルフ好きですから、ゴルフ関連で盛り上がれば、打ちとけるのも早いかと思います。今後、ふたりは再会を果たし、仲良くラウンドする可能性もあるでしょう。そうなると、ゴルフ業界の熱いニュースとなり、ゴルフブームが起こるやも知れません。
かつて、当時の皇太子さまと美智子さまが軽井沢でテニスデートをされて、空前のテニスブームが起こりました。そこで、タイガー・ウッズ以来のゴルフブームを密かに期待しつつ、日米両首脳のゴルフ戦闘力を比較してみたいと思います。
まずは、何かと注目されているドナルド・トランプ氏。安倍首相にあげたのは、ポロシャツなどのセットとお手頃品でしたが、本人の総資産は5000億円以上。ゴルフ場を18も持っている、本物のセレブです。トランプ氏のゴルフの腕前はかなり上手という評判です。ショットをしている動画を見る限り、全身を使ったダイナミックなスイングで、相当飛ぶと思われます。ある情報によれば、ハンデは5で、ホールインワンを5回、ベストスコアが60って…、ほとんどプロじゃないですか。
来年あたり、安倍首相がアメリカに行ったら、トランプ氏所有のコースでラウンドとなるのでしょうか? そういえばトランプ氏は、スコットランドの名門、ターンベリーGCを所有しています。ターンベリーといったら、全英オープン開催4回の超名門コースです。全英オープンは、スコットランドとイングランドにある、約10コースが持ち回りで開催するのが通例となっています。