ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が回を追うごとに自己最高視聴率を更新。20%超えも目前といわれる。理由は星野源(35才)が演じる35才で童貞の会社員“平匡(ひらまさ)さん”にムズキュンする女性が大量発生しているから。
平匡は約束を守る潔癖な男。女性とのメール一つ、ハグ一つ、もちろんキスもうまくできないが醸し出される「誠実」さは本物だ。カチコチに体を強張らせ目をつむりながらハグする姿や、真剣に思い悩んだ末に「女性経験がないんです」と思い切って告白する姿は、ファンに人気の胸キュン場面としてあげられている。
新垣結衣(28才)演じるヒロインで、平匡の「契約結婚」の相手・みくりのかわいさは初回から安定しているが、回を追うごとに増殖するのは星野ファン。
「平匡と星野さんは違うんだってわかっているけど、あまりに役柄の雰囲気にマッチしていて…。いつの間にか星野さんのファンにもなっていました」(30代女性)
星野は大河ドラマにも紅白にも出演経験があり、歌手としても俳優としても20代女性から人気は高かったが、今回その層を一気に50代くらいにまで広げた形だ。ドラマ現場でも素の星野が大活躍。
「星野さん、新垣さんに“なんでそんなにかわいいの?”“今のかわいさ、どこからくるの?”みたいなことを臆面もなく言うんですよ。正直というか、何も考えていないというか…。新垣さんは面喰らいつつ、恥ずかしがっていました。まあ彼は、古田新太さん(51才)にも“そこにいるだけで、目を奪われてしまいます”なんて口説いたりしてますけど(笑い)」(ドラマ関係者)
実際の彼は「ロールキャベツ男子」と評される。外見は草食系で、中身は肉食男子ということらしい。今やそのギャップも素敵だと歓声が飛んでいる。俳優、歌手、文筆家として活躍する多才ぶりも「引き出しが多い」「奥が深そう」と何をやっても高評価なのだ。