母の背はもう超えている。スラリと伸びた手足に父親の面差し。ひとりで歩いていてもパッと目を引く。容姿に加えて、インターナショナルスクールに通い日本語、英語、仏語の3か国語が堪能。幼少期から習うフルート、ピアノもプロ並みの腕前といわれる。工藤静香(46才)と木村拓哉(44才)の娘じゃなくとも、そのオーラは隠しようがない──。静香の長女は2016年、15才を迎えた。
「日本の学校に通っていれば今中学3年生で、2017年は高校進学です。音楽の道で生きていきたいと、2017年にはフランスへの留学を真剣に検討中で、そのために、今のうちに自立の精神を身につけさせなければ、と静香さんは考えているようです。今後どこに行っても“2世”ということがついて回るウチの子たちには今のうちからいろいろな経験をさせておきたいと以前から話していましたが、留学という目標と15才という年齢、SMAP解散の騒動に直面する中で、母として考えるところがあったんでしょう」(静香の知人)
静香は長女に「インターン」として働くことを課した。インターンとは、インターンシップの略で学生が就職前の一定期間を実際の企業などで働き、職場の雰囲気や仕事のやり方を学ぶこと。欧米では多くの学生が経験するが、近年は日本でも普及し、大学生だけでなく高校生が社会勉強として行うケースも増えている。
「1か月間、働いたんです。アルバイトみたいな形ですが、週に5日ペースで。日本では親や学校の許可がなければ高校生以下は働けませんから、かなり珍しいケースです。お給料はなく、完全な社会勉強だったと聞いています」(事情を知る関係者)