高須クリニックの高須克弥院長(71)が12月17日、お金に関する持論を綴ったエッセー『行ったり来たり 僕の札束』の発売記念イベントを東京・渋谷の「HMV&BOOKS TOKYO」で開催。交際中の漫画家・西原理恵子さん(52)とともに、囲み取材を行った。
高須院長いわく「変わり者が変なことをやっているうちに、死ぬ間際になったらお金が貯まったので、その消費の仕方を書いてある」という同書。とはいえ、“儲けるための本”は売れやすいが“使うための本”はあまり売れないとのジンクスもあるようで、「前も太るための本を書いて売れなくて大コケしたことがある(笑い)。また繰り返すんじゃないかと思うんですけど」と、売れ行きについては、少々弱気な様子だった。
もしも同書がベストセラーとなり、印税ががっぽり入ったとしたら?という質問には、「所得は全部社会に還元することにしてるから」と回答。たとえば、難民や、生活が苦しい中で勉強をしている学生などのために使うことになりそうだという。
お金をどんどん使う高須院長に対して、西原さんは「お金は一銭も、びた一文も人にやらん、全部わしのものだっていう」(高須院長)タイプで、まさに高須院長とは正反対だ。