国内

高須院長のオスプレイ活用論「手術室ヘリにしては?」

オスプレイの有益性を語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は新著『行ったり来たり 僕の札束』のほか、米軍のオスプレイ問題についてお話をうかがいました。

 * * *
──お金に関するエッセー『行ったり来たり 僕の札束』が発売されましたね。

高須:そうそう。これは僕のお金の使い方を書いた本。死ぬまでに貯まったお金を社会に還元しようと思ってるんだよ。

──西原理恵子さんと2人で開催した発売イベントも盛況だったようですね。

高須:いやあ、西原のほうが発信力が強くってね、いつも負けちゃってる。僕の出版記念イベントだったのに、西原が自分のサイン本(『ダーリンは70歳』)をバンバン売りまくるんだよ。『ダーリンは70歳』に対抗しようと思って書いた『高須帝国の逆襲』は絶版になっちゃったしね(笑い)。

──1月には西原さんの新刊『ダーリンは71歳』も発売されますね。

高須:そこにもまた僕の恥ずかしい話がたくさん載ってるんだよ。だからね、今度も反論本を出版する予定。楽しみにしていてください。

──お金に関するお話というと、大阪大学相撲部に土俵をプレゼントする計画も進んでいるようですね。

高須:阪大には土俵がなくてコンクリートの上にマットを敷いて稽古をしてるんだってね。それだと摺り足もできないし、マットに足を引っ掛けて転んじゃったりもする。土の上で稽古をするよりも、かなり危険なんだよ。

 それで相撲部主将の中山くんから僕のところに「土俵を作ってくれませんか」とお願いがきたわけだ。頑張っている若者たちのためならどんどんお金を使うつもりだから、もちろん即決したよ。「YES! 土俵を提供しよう!」って。それが10月くらいの話だね。

──その後、阪大に直接行って交渉なさったんですよね。

高須:国立大学っていうのは、独立行政法人だから、何か施設を造るにしても、いろんな会議を通さなきゃならないらしいんだよ。いちいち審議をしてOKをもらわないと、話が進まない。それこそ土俵を作るにしても、業者の入札が必要なんだってね。高須クリニックだったら、僕の一存でいろんなことを決めちゃうんだけどなあ(笑い)。

 で、大学側のルールに従っていると、なかなか話が進まなそうだったから、大阪大学のお偉いさんと直接交渉して、とにかく説得したんだよ。そしたら、僕の要望を受け入れてくださるって。いやあ、ありがたい。自分の交渉力にちょっと驚いちゃったね。僕がプーチンと話したら、北方領土も返還されたかもよ(笑い)。

──直接交渉してしまうフットワークの軽さは重要ですね。

高須:寄付をするときも、番組のスポンサーになるときも、基本は即決、即行動。被災地に寄付をするときなんかは、ヘリがチャーターできないなんてこともあるから、もたもたしていると、必要な物資を運べなくなっちゃう。とにかく動かないとダメだね。

 そういえば、熊本地震のとき、僕は小さなヘリで、救援物資を苦労して運んでたんだけど、そのときオスプレイが何倍もの物資を楽々と運んでいて、羨ましかったなあ。あの機動力は素晴らしいよ。

──オスプレイといえば、先日の墜落事故で風当たりがまた強くなってきました。

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン