2016年の芸能界を振り返る上で欠かせないキーワードは「不倫」だ。1月のベッキー(32)とロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(28)の不倫を皮切りに、出るわ出るわ。宮崎謙介・元代議士(35)、桂文枝(73)、乙武洋匡氏(40)、とにかく明るい安村(34)、ファンキー加藤(37)、三遊亭円楽(66)、中村芝翫(51)と不倫報道が相次いだ。
『女性セブン』も「不倫」をスクープしている。米米CLUB・石井竜也(57)が30歳年下の一般人美女と宮城県仙台市内のホテルで密会を重ねる姿をキャッチし、〈美女と被災地の浪漫旅行〉(2016年3月31日・4月7日号)と報じた。その直後、石井は公式HPで不倫を認めて謝罪し、カナダ人妻・マリーザさんと手を繋いで報道陣の前に姿を現わし、“夫婦円満”をアピールした。その見事な“火消し”について、芸能リポーターの井上公造氏はこう語る。
「あんな姿を見せられると、もう他人は何も突っ込めないですよね」
“不倫ブーム”の引き金となったのは、何といってもベッキーだろう。好感度抜群で“スキャンダル処女”の彼女が、妻の存在を知りながら、楽しげに不倫する様子は世間に衝撃を与えた。また不倫以上に注目を集めたのがベッキーと川谷が交わした「LINE」が流出したことだった。
離婚届を「卒論」と称してベッキーが離婚を促す詳細や、謝罪会見前日にベッキーが不倫を報じた『週刊文春』に対して〈逆に堂々とできるキッカケになるかも ありがとう文春!センテンス スプリング〉と書いていたことまで明るみに出た。
「やはり一般の女性は不倫には厳しかった。とくにベッキーの場合、LINE流出によって、表の顔と裏の顔の“二面性”がバレてしまったことが大きかった」(ワイドショー芸能デスク)