大きな目でじっと見つめ、真剣な表情で男性に相談事をしている1人の美女。紺のパーカにブルーのスウェットパンツ、赤のムートンブーツというラフな装いのこの女性は、ベッキー(32才)だった。相手の話に熱心に耳を傾けながら、時折スマホをいじっている。その隣には、乙武洋匡氏(40才)の姿が…。
12月30日夜7時過ぎ。場所は東京・青山の路地を入った古民家の一室だった。2016年の芸能界を最も騒がせた2人が隣り合わせで並ぶ。
「ここは人気の隠れ家風小料理店。2人が目に入ったときは驚きました。でもこの日は情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)の収録後の忘年会をかねた打ち上げだったようです。ヒロミ(51才)や東野幸治(49才)など他のメンバーもいましたね」(居合わせた客)
元日に放送された同番組は“不倫ブーム”立役者(?)の共演とあって、オンエア前から注目が集まっていた。
番組では、エンジン全開のぶっちゃけトークを連発。松本人志(53才)も乙武氏の不倫騒動についてベッキーに鋭く切り込む。
松本「これで私の方が少し収まるかなっていうスケベ根性はあった?」
ベッキー「…ゼロではないかも(笑い)」
その後、ウエンツ瑛士(31才)に、騒動直後に仲間内のLINEから退会した事実も暴露され、スタジオは爆笑。今や清廉な優等生キャラを脱皮し「ゆくゆくは黒柳徹子さんみたいになりたい」というベッキーは完全にふっきれた様子を見せていた。
平均寿命が100才になると、結婚のあり方も変わる。70年間、1人の人を愛し続けるというのは難しいという話題になると、社会学者の古市憲寿氏(31才)は「不倫がもっともっと当たり前になると思う」と断言。困った表情を見せる2人をよそに、松本をはじめ他のメンバーは大きく頷いていた。