国際情報

高須院長 慰安婦像問題の韓国「頭を下げるまで無視しろ」

韓国の慰安婦像問題に怒りのおさまらない高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は韓国の日本総領事館前に設置された慰安婦像問題について、怒りをぶちまけていただきました。

 * * *
──韓国釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像の問題ですが、韓国側の強硬姿勢は変わりません。

高須:本当にけしからん話だよ。そもそも、日本の政府と韓国の大統領でしっかり約束しているわけだ。日本が10億円を慰安婦支援団体に拠出して、それで慰安婦問題はおしまい、慰安婦像も撤去するって。普通の国なら合意を翻すことなんで絶対にありえない。それこそ宣戦布告のようなものだから。

──いわゆる「条約」ではないとしても、国家間の合意ですからね。それを反故にするというのは、完全に相手国を否定していることになります。

高須:日本が戦争を仕掛けてこないとわかっているから、なめてかかっているだけなんだろうな。日本が先に10億円を支払ったことも、韓国の言いなりになったと勘違いしてるんじゃないのか? 日本人の優しさや謙虚な心からくるものだよ。相手を信用して、先に要求に応えたというだけで、韓国にビビってるわけでも、従っているわけでもない。

 それなのに、下手に出てると思って、つけあがってきたわけだ。本当に酷すぎる。相手が下手に出てきたら、恐縮して全てを水に流すというのが日本の美徳ってものなんだけどなあ。韓国には、そういう心は一切ないんだろうな。

──実際問題として、こういう形で合意を無視され続けると、どうしようもないですよね。どんな交渉をしても無駄というか。

高須:もちろん、市民の間では、いろんな主張があっていいだろうし、市民が国の決定に抗議する権利もある。言いたいことはどんどん言えばいいよ。でも、政府が国家間の合意を無視して、抗議する人々に擦り寄っていくというのは、もう意味がわからない。本来韓国政府は、慰安婦像を設置した市民団体に「やめろ」と言わなければならない立場なんだから。

 間接民主主義っていうのは、選挙で選んだ国会議員や大統領に国を委ねるっていうことだよ。つまり政府の決定は国民の決定だということ。そこは揺るがないはず。でも、今回韓国がやってることは、政府の決定を国民が覆しているっていうこと。つまり、政府はまったく機能していないのと同じなんだよ。これじゃあ選挙をした意味もない。もう韓国の民主主義は崩壊していると言えるね。無政府状態だよ。

──韓国の場合は、「国民情緒法」などと呼ばれていますが、法律よりも国民の世論を重視する傾向がありますね。

高須:法治国家としては、あまりにも未熟すぎる。何のための法律で、何のための政府かわかっていない。この状態が続くようなら、日本も韓国との付き合い方を見つめ直す必要があると思う。国際的な常識が、まったく通じないんだから。

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン