「“大人のおつきあい”って何ですか?」。記者が問うと、場内の記者からドッと笑いが起きた。「あの、直接的な表現はちょっと…」と、苦虫を噛み潰したようにうつむく汗だくの男──。1月21日、都内で開かれた狩野英孝(34才)の記者会見には100人超の報道陣が集まった。前日発売の『FRIDAY』で17才の女子高生アイドルとの“淫行疑惑”が報じられた狩野は、会見で肉体関係の有無について何度突っ込まれても、「大人のおつきあい」なる言葉で逃げるばかり。
とはいえ、恋愛感情があったことは認め、交際当初は彼女から22才と聞かされていたことを告白。「野性のカン」で10代とわかって以降、交際をやめたと明かした。
無期限謹慎処分となった狩野をめぐり、芸能界がザワついている。ご意見番こと和田アキ子(66才)は、ラジオ番組でこうバッサリ。
「世の中トランプさんなのに、何なのこいつは。バカだねー」
同様に、テリー伊藤(67才)が「芸能界から出ていけ!」と声を荒らげれば、坂上忍(49才)も「不快感以外何ものでもない」としかめ面。
一方、ロンブーの田村淳(45才)は《謝らなくて良い》とツイッターで擁護した。
昨年も“6股交際騒動”を起こした狩野の女性スキャンダルに世間はあきれ顔だ。ネットでは、狩野のキメフレーズ《ラーメンつけ麺僕イケメン》をなぞった《淫行援交僕英孝》なる造語が溢れ、彼のウィキペディアは一時的に名前が「狩野援交」に変わっていた。
もはやネタとして消費されていく世相にあって、この問題を注視しているのが、意外にも法曹界である。
淫行条例は都道府県ごとに規定されており、基本的にはどこも「18才未満の者と淫らな性交をすることを禁ずる」と定めている。
でも、女性は16才で結婚できる。なぜ16~17才の女性とHしたら処罰されるのか。性犯罪に詳しい奥村徹弁護士が解説する。