「大浴場は2つあり、日や時間などにより、男女交互に使用しているケースが多い。どちらかが配管清掃中でも、もう1つは使える場合が多く、その期間は、1つの大浴場に時間制で、男女交互で入れるようになっていたり、部屋の風呂は利用できたりするところも少なくない。温泉に入れないということは、まずないでしょう。

 また、温泉街に近い宿などでは、周辺にある公衆浴場の無料券を配布しているところもあり、違った楽しさが味わえたりもします」(大橋さん)

 群馬県の草津温泉や兵庫県の城崎温泉、大分県の別府温泉、湯布院などは、街の至るところに温泉浴場がある。外湯めぐりを楽しむのもおすすめだ。

 ワケありプランに「停電につき、○%オフ」とあった場合も見逃せない。停電といっても、1日か2日の数時間だけのことが多い。

「しかも、昼間か夜間のあまり電気を必要としない時間帯に停電することが多いのです。もし夜間の停電なら、エレベーターやテレビが使えない、トイレの温水洗浄便座が使えない、明かりは懐中電灯を使用することになります。それもわずか数時間だけ目をつぶれば、通常の半額以下で泊まれることが多いので、狙い目といえます」(二松さん)

 夜、ぐっすり眠って朝まで起きないという人は、ぜひ行ってみて。

※女性セブン2017年2月23日号

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