女優・清水富美加(22才)が、宗教法人『幸福の科学』に出家した騒動。食い違う教団側と所属事務所側との言い分だが、「月給5万円」という数字にスポットが当たっている。
『幸福の科学』の会見が行われた2月12日同日の夜、清水の所属事務所は、「事実と違うところが多く含まれている」として顧問弁護士が緊急会見を行った。双方の主張には食い違いが浮かび上がる。
例えば、清水側が「水着やブルマの着用など、性的対象にされる仕事を無理強いされた」と主張するのに対し、事務所側は「担当者が面談し本人の意向に沿う形で仕事を決めた」といったものや、『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)出演時、清水側が「睡眠時間3時間で1か月働いたところ、月給5万円だった」と窮状を明かすと、事務所側は「仕事量、内容に見合う適切な報酬を払ってきた」と、議論は平行線をたどっている。それに対し、ある芸能関係者は「芸能界の給与システム」をつぶやく。
「下積み時代の俳優や売れないお笑い芸人の極貧生活はよく聞く話です。最初は誰でも安いんです。それでも仕事が安定的に増えていけば、劇的に収入は増える。ソコソコ売れれば都内の一等地にウン億円という豪邸が建ち、外車にも乗れる。それはサラリーマンとして働いていても絶対に手が届かない領域、夢の領域なんです」