『2016年 第90回キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式に受賞者が登壇。宮沢りえ(43)が主演女優賞を獲得した。『湯を沸かすほどの熱い愛』で宮沢と共演し、助演女優賞を受賞した杉咲花(19)は「宮沢さんはカメラに映らないところでもお母ちゃんだった」と緊張の表情で感謝を述べた。
『湯を沸かすほどの熱い愛』は、余命わずかを宣告された母(宮沢)が、絶対にやっておくべきことを決め、それを実践していく物語。そのやっておくべきことの一つが「家でした夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる」で、夫役を演じたのがオダギリジョー。写真は左から小松菜奈、柳楽優弥、宮沢、杉咲、竹原ピストル。別の作品で表彰された俳優とともに笑顔での撮影となった。
撮影■小彼英一