現在、女子中高生から人気を集めている動画メディア「C CHANNEL」。LINE株式会社の元社長である森川亮氏が立ち上げた動画メディアで、「かわいいものに敏感な女子のための動画ファッションマガジン」(公式サイト)をうたっている。DeNAのキュレーションメディア『MERY』が公開停止中ということもあって、C CHANNELに流れた若者も少なくないというという。
運営会社の「C Channel株式会社」によれば、公式アカウントのファン数はLINE 520万、Facebook 500万、Instagram 25万、Twitter 23万を突破し、月間再生回数は約5億回となっている(2017年1月30日時点)。クリッパーと呼ばれる読者モデルやブロガー、インフルエンサーらがアップする30秒程度の「How To 動画」は、“リアルさ”やわかりやすさが売りだ。
しかし、一部で話題を呼んでいるのは動画のコメント欄にはびこる「痛コメント」の数々だ。とくにFacebookなどには、ネガティブなコメントも散見される。この理由について、日頃からC CHANNELをチェックしているという女性Aさん(23歳)は、こう語る。
「気に入らないと思うならわざわざコメントしなくていいのに、いちいち痛いツッコミを書きたがる人が多いんですよね……。たとえばメイク企画については、『整形級とか言うわりに、もともと目が大きいから腹がたつ』、『マスカラを塗る顔がブサイク』という言いがかりみたいなものまで。
またクリッパーさんの顔については、『最近顔が丸くなった?』『こんなに顔パンパンだったっけ?』『モデルさんのドヤ顔が痛い』『このモデルさん、いつも口ポカーンと開けていて自意識過剰』などと、人が不快になることをあえてコメント。あまりにも痛々しすぎて、見ているこちらが悲しくなります」(Aさん)
女子大生のBさん(21歳)は、C CHANNELに「痛コメント」が集まりやすい理由について次のように分析している。