「安倍首相は『妻は私人だ!』と主張していましたが、経済産業省と外務省の官僚5人が昭恵夫人の専属スタッフになっていることが明らかになりました。スタッフは昭恵夫人の地方講演にも同行しており、公人といわざるを得ないでしょう」
さらに巨大な疑惑も浮上してきている。
「学校法人『加計学園』の運営する大学が、獣医学部を新設する予定の土地が、愛媛県今治市から無償で譲渡されたんです。学園の理事長は安倍首相と昵懇の仲で、昭恵夫人は系列の認可外保育施設の名誉園長です。相次ぐ問題発覚に永田町では、“アッキーを名誉校長にすると土地がタダ同然で手に入る”と揶揄する声も聞かれます」(全国紙政治部記者)
国会では強気な発言の安倍首相だが、実はすっかり頭を抱えているという。
「森友学園の小学校の名誉校長就任について、安倍総理は“オレにも打診があったが断った。別ルートで妻にもあって引き受けたことは本当に知らなかった。勝手なことをしてくれて…”と周囲にこぼしているといいます。『没交渉』という言葉がありますが、安倍夫婦のプライベートの様子はその色合いが強い。実際、会話はほとんどなく、私邸では1階と2階で夫人と総理が別々に寝起きするという、いわば“家庭内別居”状態だと聞いています」(安倍首相に近い政界関係者)
勝手気ままな妻の“尻ぬぐい”で、国会では針のむしろに立たされている安倍首相。それでも、国会で夫婦仲を追及されるとこう答弁した。
「私と妻は全く対等な関係でございますから、私が妻に命令することはないとご理解いただきたい」(3月2日参院予算委員会)
※女性セブン2017年3月23日号