昨年12月に発表されたオリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で、初めて9位にランクインした、テレビ朝日の大下容子アナ(46才)。その結果を本人は謙遜するが、番組でともに司会を務めるパートナーたちのほうが本人以上に嬉しそうな顔を見せるところに大下アナの人柄を感じる。15年以上にわたって週に6日、生放送の番組を2つ担当し続けている原動力とは!?
生放送を週6日担当するのも珍しいが、『ワイド!スクランブル』は19年、香取慎吾と組む『SmaSTATION!!』は15年と長寿番組を担当している大下アナ。さすがに大変では? と思いきや、「そんなことないんです」とふんわりとした笑顔で返された。
「『ワイド!スクランブル』では事件や事故を扱うことも多く、1回も笑顔を見せられないまま終わることもあります。だから、“スマステ”で香取さんやゲストのかたとハッピーな気持ちで心から笑って1週間を終えられることが、すごく精神的にいいんです。“スマステ”に救われている部分は大きくて、いちばんほっとできる場所。ニュースで心が疲れている時でも、すべてを包みこんでくれます。『ワイド!スクランブル』も、長年やっていて飽きませんか? と聞かれることもあるんですけど、自分でもびっくりするくらい飽きなくて(笑い)。扱うニュースが毎日違って、常に新鮮だからだと思います」(大下アナ・以下「」内同)
とはいえ、最初に『ワイド!スクランブル』の担当にと言われた時には、戸惑いが大きかったという。
「スポーツが好きで、1998年には長野五輪とW杯サッカーの取材を担当して、スポーツでやっていこうと思った矢先だったんです。ワイドショーというのは全然考えていなかったので、『それは決定ですか? 相談ですか?』と、生意気なことを言いに行った覚えもあるくらい、びっくりしちゃって。でも、広くいろいろなことに興味があるので、実はワイドショーはすごく自分に合っていたんだなと、今では感謝しています。