3月30日から4月12日まで東京グローブ座で上演される舞台『わらいのまち』の制作発表会見が行われた。同舞台は、俳優・演出家の宅間孝行らが主宰する「タクフェス」の一環。会見には、宅間のほか、永井大、鈴木杏樹、柄本時生、柴田理恵が登場した。
ストーリーは、とある寂れた村の町おこしイベントに国会議員が視察に来ることを軸に展開される。なんとかして村の人々が議員に良い印象を残そうとするものの、「疫病神」とあだ名をされる旅館「まつばら」の音信不通状態だった長男・富雄が突然帰ってくるため、なんとか議員との接点を回避させようと周囲がドタバタ劇を繰り広げる。
なお、2011年版も上演されたが、その際は岡田義徳と田畑智子がこの舞台をきっかけに交際するに至ったため、宅間は今回も同様のカップル誕生を期待していた。なお、出演者らは、取材に来た報道陣におにぎりやお菓子を配るなどの「おもてなし」を見せていた。
撮影■平野哲郎