学校法人「森友学園」問題で、脇が甘いなどと非難されている安倍晋三首相夫人の昭恵さん(54才)。そんな彼女は聖心女子学院の幼稚園からエスカレーター式に高校までいった生粋のお嬢様だ。
先祖に坂上田村麻呂、曽祖父は東大名誉教授で東京ガスの社長でもあった高松豊吉氏。自身はフェリス女学院の一貫教育を受けたお笑いタレント・たかまつなな(23才)は、お嬢様の驚きの金銭感覚について、「自分の家は10部屋しかなかったから豪邸ではない。友達は、本の部屋、ピアノを弾く部屋、食事をとる部屋、休憩部屋など数え切れないほど部屋があった」と語っている。
とんでもない金銭感覚がクローズアップされる一方で、身につけるものが意外に地味だったりするのが、本当のお嬢様…そう指摘するのは、マーケティングライターで『インフィニティ』代表取締役の牛窪恵さん(49才)だ。
「あまりブランド物を持たないですよね。質のいいものは持つんですが、誰にでもわかる『シャネル』とか『ルイ・ヴィトン』とかは持ち歩かなかったりします。聞いてみると、つとめてそういうブランド物を持ち歩かないようにしているようなんです。余計な反感を買ったり、もし親が経営者だったりすると、もっと給料を従業員に払うべきだとか言われますしね」
いい車に乗って、ブランド物のバッグ持って、しかもそれをSNSに上げて…というお嬢様は、成金である場合が多い、と牛窪さん。
「周りにどう見られるかということを意識して、それをアピールしているのは、逆に言うと、コンプレックスが強いことの表れ。そういう親に育てられた子供は、学生時代から平気で毛皮を着ちゃったりする傾向があります。あるいは仕事であまり家にいない親ですと、子供に寂しい思いをさせたくないからと欲しいものを買い与え、贅沢をさせがちです。芸能人の2世、3世はこのタイプが多い」
奇しくも韓国の鬼才、パク・チャヌク監督の最新作『お嬢さん』が話題になっている。莫大な財産を有する華族令嬢であるヒロインは、春画を熟知しながらも、「初夜」をどう過ごすかわからないのだが、前出・たかまつは現在、23才で処女。結婚式での誓いのキスがファーストキスになることを夢見ているが、それもお嬢様教育だったのか?