芸能

真矢ミキ、16個に分かれたボックスに持ち物仕分けドヤ顔

収納アイディアに開眼した真矢ミキ

 片付けが苦手で、気がついたら部屋の中が物で溢れてしまうという人も少なくないだろう。どうにかして、ものを整理できれば、日々の生活も充実するはずなのに…。女優の真矢ミキさんが、独自の整理術を教えてくれる。

 * * *
 あるとき、引き出しにしまってある書類を全部出して、ファイルボックスに立てて収納してみた。仕事の資料や、見たい舞台のフライヤー、犬の予防接種のお知らせなどなど、平置きで積み重なっていた物を分類して、どんどん縦に並べていった。

 すると、あら不思議! 全ての物が見える縦収納に反応してか、頭すっきり、やるべきことがしっかり見えてくるではないか。

 あれやってない、これもやらなきゃ、とアタフタした思考回路の混線も、この引き出しに積み上がった書類を想像するからなのかと最近思う。まさに問題山積みの語源の図か。整理整頓を脳も欲しているのだろうか。実際、明日やろうと積み上げた物は下のほうが何だったかわからず、引っ張り出そうとして崩れ自己嫌悪。この辺りから負の連鎖だ。

 その山が家具の引き出しの前に積まれた時には、ほぼほぼ家を物に乗っ取られたと考えていいだろう。使用不可能となった家具は、物が主役となり幅を利かす。さながらコンテナ倉庫暮らしだ。

 コンテナならまだ作業員の手によって荷物も出し入れされるが、わがコンテナ部屋の物は誰も一生外には運び出してはくれない。そして少しずつ新たに物は今日も増え続けている。

 私の部屋は主に目を通せてない新聞が捨てられずごちゃごちゃしている。新聞を見るたびに読めていない自分にも少々失望したり。気持ちによくはない。だいいち、これでは新聞ならぬ古聞だ(事態も変わってきている)。

 そう、ためてはいけない。運んだ分だけ、生きてる分だけ、外に運び出さなくては(汗)。

 横浜DeNAの筒香選手も先日番組で“部屋が散らかってる人は考えも散らかってる、だからいつも綺麗にしている”…みたいなことおっしゃっていたっけ。彼の綺麗なホームランがカキッーンと打ち上がるたびに、私は筒香さんの掃除している姿が浮かぶ今日この頃である。

 わかっている。わかっちゃいるけど、このご時世、海外のかわいらしい洋服や小物、そして今や日本は日本ブーム、ノート、一つとっても時代や季節に寄り添った楽しいグッズが町に溢れている。ついつい手にとってしまい、自分にツッコむ。“あるじゃん、使ってないノートが家に”しかし購入する時のあのわけのわからない力の漲りかたは何なのでしょう。今、買わなくてはいけない理由まで家族や友達に真顔で語ったりする自分がいる。

 購買ホルモンの数値がぐっと上がるのだ。SALEと書いた赤文字を見た時の目の輝きは正に本能なのだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン