「体も気力も、全部出し切ったので、今は何も悔いはないです」──4月12日に行なわれた引退会見で吹っ切れた表情を浮かべた浅田真央(26)の健気な姿は、ソチ五輪のフリー演技と同じくお茶の間の中高年の涙を誘った。
浅田の引退を受け、本誌は50歳以上の男性200人を対象に緊急アンケートを実施した。すると全体の94.5%、実に189人もの“お父さん”たちが「引退を支持する」と回答した。その理由には、こんな言葉が並ぶ。
「真央ちゃんは長年、国民に夢、希望、勇気を与えてくれた。もう十分頑張った」(57歳・会社役員)
「第一線のスポーツ選手としてやっていくには体力の限界だったのだろう。とはいえ、まだ若い。恋をしたり、別の分野で活躍したりしてほしい」(61歳・自営業)
皆、浅田が「第2の人生」でさらに活躍し、幸せになってほしいと願っているのだ。
「第2の人生」のスタートは7~8月に行なわれるアイスショー「THE ICE」だ。同公演は浅田が座長を務め、2007年から毎年続けているイベントだ。だが、それ以降の活動については、「未定」である。