「先生方やお友達と一緒に、充実した高校生活を過ごすことができればと思います」──4月8日、学習院女子高等科に入学された愛子内親王は高校生活への抱負をこう語った。昨年末から“激ヤセ”が心配されたが、この日は最も痩せていた2月に比べると幾分ふっくらし、表情も明るかった。
これからどんな高校生活を送ることになるのか。学習院関係者の話。
「最初の大きなイベントは5月に行なわれる中高合同の球技大会。バレーやバスケット、卓球、テニス、ソフトボールのチームに分かれてクラスごとに戦い、高等科総合優勝を目指します。愛子さまは中2、中3とソフトボールに出場されていたので、今年もソフトボールかもしれませんね。体重も戻り、体調も徐々に回復されているようなので、活躍が期待されます」
愛娘の成長に皇太子も目を細めている。4月13日からのマレーシア訪問に先立つ記者会見で愛子内親王の高校生活について希望を語った。
「できるだけ若いうちに国際感覚を身につけていってもらいたい。そのためには実際に外国に行ってみるということは極めて大切だと思います」
愛子内親王にとって初の海外訪問は2006年8月。4歳だった愛子内親王は、母・雅子妃の海外療養に同行してオランダを訪れたが、それ以降の海外訪問の機会はなかった。
「愛子さまは英語が堪能だと聞いております。ご自身もその力を海外で実践したいというお気持ちが強いのではないでしょうか」(宮内庁担当記者)