世界的な飲酒規制を受けて厚労省が規制強化に乗り出している。東京五輪を2020年に控えているだけに、公共の場での飲酒禁止や、飲み放題の禁止などだ。こうした流れを呑んべぇたちはどう受け止めるのか。彼らの主張を聞いてみた。
トップバッターは、「昔は酎ハイを毎日2~3本、今は糖質制限中なので焼酎とウイスキーを好きなだけ飲んでます」という経済アナリストの森永卓郎氏だ。
「(すでに規制が進んでいる)タバコの次はお酒もやって来るんじゃないかと思ってました。これは役人の中にタバコもお酒も嫌いなやつがいて、国民に規制を押し付けてるんじゃないですかね。
会社の飲みニケーションも女の子を口説くのにもお酒は必要ですよ。首脳会談だって国と国のトップが酒を酌み交わしながら重要な外交交渉をする。お酒の規制はそういう文化を根っこからひっくり返す。民間のサラリーマンと違って官僚は仕事では飲みませんから、お酒の文化を理解していないんじゃないですか」