かつては珍しがられた「外国人タレント」も今や当たり前になっている。入れ替わりの激しい中、30年の長きにわたって活躍し続けているのがデーブ・スペクターだ。『サンデー・ジャポン』(TBS)や『とくダネ!』(フジテレビ)といったワイドショーのコメンテーターとしてもおなじみだ。そんなデーブの「オンリーワン」な魅力とは?
フォロワー数110万人を誇る彼のTwitterには、ユーモアあふれるダジャレが毎日投稿されている。
「フランス製のポテトチップスはパリパリ」
「頼れる観光地→すがる海峡」
「じゃんけんが得意な歌手→aikoでしょう」
注目すべきはその「語彙力」だ。森友学園による国有地買収問題に端を発する話題に触れたときには、
「昭恵夫人の行き付けの喫茶店→公人コーナー」
「官僚用の風邪薬→ソンタック咳止め」
「籠池ファミリーが呼ぶタクシー→抵当無線」といったように、言葉の知識が多少なりとも求められるダジャレをつぶやいている。
◆外国人タレントとしての役割を自己プロデュース