4月18日、映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の完成披露“お花見”試写会が行われ、出演者らが鏡割りをした。登壇したのは尾野真千子、向井理、岸本加世子、成田偉心、脚本家・山本むつみ氏、そして深川栄洋監督だ。
同作は、向井の祖母である芦村朋子さんの手記が元になった作品。朋子さんは、先に亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として残していたが、突然倒れてしまう。そこから向井がパソコンに打ち直し、大学2年のときに自費出版して、朋子さんの90才の誕生日にプレゼントしたという。
映画では、向井は吾郎役を演じ、成田が理の役を演じる。戦中、戦後の困難な時代を生き抜いた祖父と祖母の波乱の歴史、深い絆が描かれている。尾野は「泣けるだけではなく、最後にほっこりする」と感想を述べた。6月24日全国公開。
撮影■平野哲郎