国際情報

北京大学女子学生調査 全体的に驚くほどウブだった

中国の女子大生の性に関する知識は乏しい

 学歴社会の中国にあって、最高峰に位置する北京大学。まさに将来のエリートが通う大学ではあるが、そんな受験戦争を勝ち抜いてきた女子大生たちに、ジャーナリストの西谷格氏が性体験を直撃した。

 * * *
「男性とは手をつないだこともない(20歳、中国文学専攻)」

「2年ほど付き合っている彼氏がいるが、キス以上はしていない。セックスするのはなんだか怖い(25歳、環境学専攻)」

「二人の思い出作りのために、結婚するまで初体験はとっておきたい(22歳、情報技術専攻)」

「勉強が忙しくてそんな暇はなかったし、今は自分の研究に集中したい。彼氏やセックス経験の有無は、それほど重要なことだと思っていません(24歳、地理情報システム専攻)」

 などと答える人がほとんどで、全体的に驚くほどウブだった。北京大学のキャンパス内でも、20人余りの女子大生にアンケートしたが、セックス経験者はわずか3人しか見つからない。時折強い北風が吹きつける冬の北京で、自分はいったい何をやっているのか、とむなしくなった。

 中国では近年まで、男女2人でホテルの部屋を借りるにはフロントで「結婚証明書」の提示が義務付けられ、結婚するまで事実上セックス禁止という世の中だった。2000年代以降も、学生同士が婚前交渉した結果、大学を退学させられたというケースもあった。

 また、大学は基本的に全寮制で、学生はキャンパス内にある4人部屋などで生活している。セックスするにはホテルに行くしか選択肢がなく、男女が二人きりになれる場所が限定される。

関連キーワード

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン