「なかなか寝つけないから」と寝酒をする人もいるだろう。しかし、寝る前の飲酒は睡眠にとっては逆効果でしかない。
「寝る前にお酒を飲むと、脳の活動が抑えられるので入眠しやすくなる。しかし、アルコールは体内で分解されるころにかえって脳を興奮させてしまうので、睡眠は浅くなってしまう。また、アルコールが持つ『筋弛緩作用』で気道が狭まり、睡眠時無呼吸症候群が生じるリスクが上がる。飲酒は晩酌時にとどめるべきです。熟睡したい日は、寝る直前のアルコールを控えましょう」(同前)
※週刊ポスト2017年5月19日号