アメリカや北朝鮮の予測不能なやり合いを見ていると、これまでの国際政治の常識が通じなくなっているのを痛感する。こんな規格外の時代には、規格外の発想で対応するしかない。日本の現状を憂えた石原慎太郎氏(84)と亀井静香氏(80)、2人の“不良老人”が、大胆提言でこの国の進むべき新たな道を示した。
亀井:米朝関係が緊張したこの状況を打開するには、トランプと金正恩が頂上会談で決着するしかないね。
石原:頂上会談?
亀井:板門店かどこかでやればいいんだよ。その仲介を安倍晋三と、韓国の新大統領がやればいい。
中国に介入させようとしているけど、必要ない。日本と韓国が仲介して米朝首脳会談を実現させれば、世界に存在感を示せます。