今年9月から来年6月までイギリスのリーズ大学へ留学することが決まった秋篠宮家の次女・佳子内親王(22)。
「現時点では学部などは決まっていませんが、佳子さまは心理学や芸術などに関心をお持ちで、幅広い分野で学ばれることを希望されているようです」(宮内庁関係者)
留学に関しては、英メディアも大々的に報じている。しかし、現地の反応は必ずしも歓迎一色というわけではないようだ。
高級紙『インデペンデント』がネットで留学について伝えると、その記事のコメント欄には、〈佳子さまのようなかわいい女性がやってくれば、キャンパスは華やぐでしょう〉という好意的な意見が書き込まれる一方で、こんな言葉も並ぶ。
〈ジャップは我々の雇用だけでなく、学生たちの席まで奪うつもりか〉
〈彼女のような“移民”が来るなら(トランプが宣言したように)“壁”を作らなければ!〉
〈ロイヤルファミリーなのにヨークシャー・アクセントの英語を勉強したいとは驚きだ!〉
日本では大人気のプリンセスへの思わぬ大ブーイング。この背景について、英王室に詳しいジャーナリスト・多賀幹子氏がこう解説する。
「日本と違い、イギリスは伝統的な階級社会です。そのため立場によって考え方が異なり、貧困層などからのロイヤルファミリーに対する風当たりは強い。EU離脱を後押しした移民排斥運動の激化も殺伐とした空気に拍車をかけています」
とはいえ、「実際に留学生活が始まれば、英国民の反応も変わるはず」と多賀氏は続ける。