普段は深夜までにぎわう東京・西麻布の街も、その夜は連休のまっただ中とあって人通りもまばら。臨時休業の紙が張り出された飲食店が並ぶ中、創業25年の高級老舗ワインバーには煌々と灯りがともり、いつもと変わらぬにぎやかな声が漏れていた。
日付が変わろうとする頃、長身の美女が1人入っていった。間を置かず、店の前に停車した黒いワンボックスカーから男性が降り、店へと続く階段を上がっていく。立て続けに男性がもう1人、別の送迎車から店内へと消えていった。
女性は米倉涼子(41才)。あとから店に入っていったのはV6の岡田准一(36才)と嵐の二宮和也(33才)だった。
「その店は米倉さんの行きつけで、1人でふらっと立ち寄ることもあるそうです。この日は、たまたま岡田くんと二宮くんに居合わせたそうです。すごい偶然ですよね。米倉さんはインドア派のニノをバラエティー番組で盛大にいじったこともありますし、お互い気づいて挨拶したようです」(芸能関係者)
驚くべきことは、そこに同席したのが岡田だったことだ。岡田准一と二宮和也──2人はジャニーズの中でも「演技派」のツートップ。2015年に岡田が『永遠の0』で、翌年には二宮が『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得し、日本の映画界を席巻した。
「昨年、ぼくの先輩である岡田准一くんがこの賞をいただきまして、すごくうれしくて、家で“いい酒だなあ”と思って飲みながら見させていただきました。でも飲んでいくうちに悔しくて、“おれも欲しいな”とだんだん思ってきたときに、岡田くんに会って、“次はお前だから”と言っていただきました。ぼくが先輩の次にこれをいただくのは、すごく嬉しいです」
二宮は受賞スピーチで岡田との秘話をそう明かした。だが、2人の関係は単なる「先輩後輩」に留まらない。