韓国ゴルフ界の「セクシークイーン」といわれるアン・シネ(26)の日本ツアーデビューを一目見ようと、「ワールドレディス・サロンパス杯」(5月4~7日=茨城GC西コース)に4万人超のギャラリーが集まった。膝上30センチの超ミニとスタイルを強調したタイトなウェアに、ギャラリーの視線は釘付け。
ゴルフ場を歩く姿は、とてもプロゴルファーとは思えないほどファッショナブルで、ラウンド中の化粧直しはほぼ毎ホール。会見前は特に念入りにしていた。さすがに本人に確認する記者はいなかったが、バストは推定Gカップとみられている。
試合後は、1時間かけてファンへのサインに応じ、熱烈なファンがいることに驚いた様子だった。
「飛距離が出るわけではないので、ショットの正確性を見てもらいたい。ひとつひとつ丹念にプレーして、そういうところを日本のファンにもみてもらいたい」
と日本のファン向けに語ったアン・シネ。日本でのデビュー戦は41位で終えたが、3日目には70で回って実力の片鱗を見せた。日本デビューでは韓国でも大きく報じられた。今シーズンはスポット参戦の予定だが、「来年は日本ツアーにフル参戦したい」と宣言。日本での人気もますます過熱しそうだ。
●アン・シネ/1990年12月18日、韓国ソウル市生まれ。26歳。建国大学大学院修了。5歳でゴルフを始め、韓国ツアーでは2009年に新人王に輝き、2015年にはメジャーの「韓国女子プロ選手権」に優勝している。通算3勝。2016年に日本ツアーのQT(出場権を得るためのトーナメント)に挑戦し、45位で出場権を獲得した。今年は残り7試合にスポット参戦する。NOWON所属。
●撮影/藤岡雅樹
●取材トーナメント/ワールドレディス・サロンパス杯
※週刊ポスト2017年5月26日号