映画『後妻業の女』で、財産のある高齢男性を再婚に持ちこみ私腹を肥やす女を演じた大竹しのぶ(59才)。監督は原作を三行読んで即座に大竹の起用を決めたという。そんな“妖艶でしたたかな悪女”を演じさせたら右に出る者がいない大竹が『婦人公論』(5月23日号)で三谷幸喜(55才)、清水ミチコ(57才)と鼎談。話題が過去の恋愛に及ぶとこんな発言が飛び出した。
三谷「今まで関係のあった男を集めて番組を作るとしたら、成立します?」
清水「およそ30人くらい?」
大竹「もうちょっといる…」
すかさず清水が「おいっ!」とツッコミをいれたが、いくらあの大竹しのぶとはいえ、30人以上!? 同世代女性の感想はこうだ。
「人に言うことじゃないですが、私が知ってるのは夫だけ。多くの女性はそうだとばかり…」(64才)
「大竹さんなら、それは普通の主婦より多くて当たり前かなぁ、と。でも10人はいかないかなと思ったので驚きました。私も結婚前に1~2人いたけど、結婚してからはそんな機会もまったくないし」(58才)
同世代の想像の遥か上をいく大竹の男性経験。1982年に略奪婚したドラマディレクターをはじめ、死別後は明石家さんま(61才)と再婚。さんまと離婚後は演出家の野田秀樹(61才)と事実婚状態に。破局して独り身の今は、“まさか”とは思うが、RADWIMPSの野田洋次郎(31才)や松本潤(33才)ら年下男子にお熱だ。作家の岩井志麻子さんが言う。
「魔性の女って実は美女じゃない。男は美女には見下されないかと不安になりますが、そうでない人には心を許しがち。大竹さんも素敵なかただけど、“実力派”とは評されても“美人女優”とはあまりいわれないタイプですよね。大竹さんの無邪気さやおっとりとしたしゃべり方はつかみどころがなく不思議な魅力がある。男性に “おれにしか見出せない女だ”と思わせるのではないでしょうか。でも、大竹さんほどの魔性なら、経験人数は300人って言ってほしかったですけどね(笑い)」
コンドーム大手「相模ゴム工業」は2013年、日本全国の男女約1万4000人を対象に「ニッポンのセックス」というアンケート調査を行っている。それによると、60代女性の経験人数は平均3.2人と大竹の約10分の1。ところが、20代では5.6人、30代は6.8人、40代は6.1人と、60代の倍近かった。