眞子さまと婚約者の小室圭氏の交際が始まったのは5年ほど前。東京・渋谷の飲食店で開かれた留学に関する意見交換会だったという。
幼少時から国民の注目を集めてきたプリンセスの嫁入りに際しては、“持参金”が発生する。皇室ジャーナリストの山下晋司氏が言う。
「皇室経済法により、皇族がその身分を離れる際は『一時金』が国費から支出されます。前例からいえば、天皇陛下の孫である眞子内親王殿下は、限度額(1億5250万円)が払われた黒田清子さん(天皇陛下の長女)より1割少ない1億3725万円となる見込みです(*注)。用途は〈皇族であった者としての品位保持の資に充てるため〉とされており、新居購入に充てるのも貯蓄するのも自由です」
【*注:一時金は一律ではなく、天皇から直系で何親等かなどによって変わる。大正天皇の孫の三笠宮容子内親王が裏千家の家元に嫁いだ時の一時金は、限度額の1割減だった】
この一時金の額を決める以外に国が関与することはほぼないという。結婚後の住まいについても同様だ。現在、小室氏は横浜市内に母親、祖父と同居中。結婚後は新居を構えると見られる。
「お住まいの場所はおふたりで自由に決めることができますが、警備は付くでしょう。1963年に島津貴子さん(昭和天皇の第5皇女)の誘拐未遂事件が起きて以来、皇籍を離れた皇族女子にはSPなどが付くようになりました」(同前)